65年前の雛人形

2013-02-05
節分も終わり、ひな人形を飾る季節となりました。孫の雛人形が、飾られるのを、毎年見ることはあっても自分の子供のころの、人形はおろか、自分の娘に買い与えた雛人形すら、押し入れの奥に眠っている状態の、昨年まで! 昨年私の実家に眠っていた子供のころの雛人形が、ひょんなことから、私のもとに、やってきました。樟脳の強い匂いのする箱を開けると懐かしい雛人形があらわれました。 古くさい色やけした小さな人形です。昭和23年・戦争に行っていたこともあり子宝に恵まれなかった両親に、13年ぶりに女の子が授かりました。それが私です。 終戦後の物の無い時代、やっと見つけた雛人形だそうです。初めての子供に、飾ってやりたかった 親心だったのでしょうね!あの頃は、たいていの家では、土雛が飾られていた時代でした。 今の様に、きらびやかなりっぱな物はありませんでした。そんな時代に、私の蜷人形は、小さいのですが、組み立て式の社の中で、台座に座っています。色あせた着物を着ていますが、昔は、それは 美しい可愛い自慢の人形だった記憶です。昭和47年4月、結婚して以来初めて40年ぶりにこめこめのお店に飾ってやりました。年の精とは、こういう気持ちの事でしょうか?今まで、感じていた親への)感謝の気持ちとはまた違う、なんとも、言えない感動というか、涙のでそうな両親の子供への想いというものを、 感じてしまうのです。親となり、おばあちゃんとなリ、子をおもう母となり、めちゃくちゃ可愛いと思う孫にふれあえる今の自分だから、親の気持ちがわかるようになったのでしょうか? 皆に見てもらいたいそんな思いで、飾ってみました。…私1人の、単なる感傷なのかな?
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